2010年9月15日(水) 最後の対人関係療法(9年後の今、振り返ってみて)
病院の日。対人関係療法の最後のまとめ。
【AA先生から】
●緋寒桜子さんは、論理優先。そのぶん感情や気持ちを表現するのが得意ではない。
●今回、その感情や気持ちについて、時間をとって掘り下げてみた。もともと得意でないところなので、大変だった。
●理屈に沿わない部分がたくさんあるということを、かみ砕けた。
●仕事や家族についての視点が広がった。柔軟性が増した。
●今後また行きづまることがあれば、同じようなセッションを行うこともできる。
●良い形で対人関係療法を終わらせることができた。よかった
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【この対人関係療法のセッションを、9年後の今振り返ってみて】
2010年1月~9月までの9カ月間、隔週なので20回くらいのセッションを受けた。1回のセッションは1時間半~2時間くらいだったから、のべ30時間以上かけてもらったことになる。
だけど、最後までピンとこなかった、というのが正直なところ。
小説とか映画では、「カウンセリングとか受けて、過去のトラウマを思い出し、ほんとうの自分の気持ちに気が付く・・」みたいなシーンをよく見かけるけど、私自身に関して言えば、そういったドラマチックな気づきは、一切なかった。
それよりも、「元気玉」の例えの方が、はるかにしっくり来たし、実際、休養しているうちに自然と気力体力が回復してきて、再びいろいろなことができるようになっていく、という感じが強かった。
それでも、こういうことでもなければ、「他人に」ここまで自分のことをいろいろ聞いてもらえるという経験はできなかっただろうから、すごくありがたかったし、得難い経験ができたと思う。