ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

「死ぬ権利」って?

京都でALS患者の女性の方が亡くなった事件。

いろいろな意見を見聞きして、考え込んでいます。

 

特に「死ぬ権利を認めよう」という意見。

かなりたくさん見かけるのですけど、正直、すごく違和感を感じています。

 

「死ぬ権利」って、もうすでに、すべての人に、平等に、完全に、確実に、保証されているのに、と思ってしまうのです。

どんな人も、いつか必ず、間違いなく、確実に、死は訪れる。

オギャアとこの世に産まれ落ちた、その瞬間から、1秒1秒、着実に死に向かっている。

 

「死ぬ権利」の本当の意味は、「自分の思いどおり(時期、方法、状況など)に死にたい(それまでは生きていたい)」ということではないのかな、と思ってしまいます。

 

 

つまり、「よりよく、生きたい」ということ。

 

 

そんなふうに、考えたりしています。