ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2010年9月1日(水) 「元気玉」のたとえ

今日は病院の日。

 

AA先生から「元気玉」のたとえ話を教えてもらった。わかりやすかった。

 

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元気玉」ってのは、オレンジ色のピンポン玉くらいの大きさの玉。

自分を動かすエネルギー。

元気な時は、自分の心の中のポケットに、湯水のように元気玉がどんどん湧いてきて、好きに使えた。どんどん使えた。

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ウツになると、この元気玉が湧き方が減ったり、遅くなったり、湧いてこなくなったりして、ポケットの中が空っぽになってしまう。

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元気玉がなくなると、動けなくなってしまう。

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ゆっくり休んでいると、また少しずつ元気玉が湧いてきて、溜まってくるようになる。

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でも、少しずつしか溜まらないので、前と同じようにじゃんじゃん使うと、またすぐ空っぽになってしまって、また動けなくなる。

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貯金と同じ。

一度にたくさん使わないで、残高を見ながら少しずつ使う。

元気玉の1個1個を大事に使う。

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少ない元気玉でも、使い過ぎに注意して、上手に使えば、辛くならずに過ごしていける。

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ウツは「これ以上、ムリしないで」という、緋寒桜子さんの体と心が発しているサイン。ストッパー。

自分が出しているサインに、ちゃんと自分で気がついてあげる。