2010年3月3日(水) 抗うつ剤のジェイゾロフトについて
病院の日。
まずは、この間のできごとなどを報告。
美容院に行けたこと、そのあと眠りが悪くなったことなど。
AA先生より
●「美容院に行けた」は決して小さなことではない。行っておしゃべりができたことは、とてもよかった。
●そのあと眠りが悪くなった、調子が悪くなったことは、また別のこと。
●「できた+ちゃんと眠れる」でないとダメ、ということではない。できたことは、ちゃんと「成果」として認めてあげましょう。
●「美容院に行ったぐらいで疲れてしまった。疲れたということに自分で気が付けなかった」などと自分を責めないこと。
●疲れて当然。やっぱり疲れたんだな、とありのままに受け止めることが大事。
●睡眠の状態を、「自分がいま、何がどこまでできるのか、のバロメータの一つ」として使う。
●眠りの方は睡眠薬などで調整する。また、ムリをしすぎないようにするのは大事。
再発するとそのたびにうつ状態が悪化していく可能性が大。
完全に寛解すれば、抗うつ剤の服用をやめる。飲み始めてから1~2年で寛解するのが普通。寛解とは、仕事に復帰して、支障なく半年ほど経過することが一つの目安。そうなれば薬の量を漸減していく。再発を繰り返す場合は、一生飲むこともある。
緋寒桜さんの場合、仕事の負荷を増やしていくうえで、杖(つえ)的な意味で、薬を服用していた方が良い。
対人関係療法 2回目のセッション
「うつが楽になるノート(水島広子著)」の第2部に、私があらかじめ本に書き込んだ内容をもとにお話しする。
●45ページ「まずは、自分が感じた感情を『当たり前のもの』として受け入れる」
→Mさんに『辞める』と聞かされて、怒りと失望を感じた。悲しい、裏切られた気持ち。
●49ページ「自分がそういう感情を感じた『意味』を見つめなおしてみる。
→Mさんへの怒りは、「仕事ができる私」を粉々に壊されてしまったから?
●61ページ「自分の中でもやもやと残っている、批判に聞こえたあいまいな表現を思い出して書いてみる」
→「君はどうしてそんなにネガティブ、後ろ向きなんだ?」
●64ページ「ネガティブな気持ちになった時の会話を再現」
→Mさん「辞めます」
私 「辞めないで。何が不満なの?」
Mさん「もう仕事に情熱がなくなった。自分は必要とされていない」
私 「Mさんは必要な人だよ」
→自分が達した結論:Mさんはわかってくれない
→感じた気持ち:失望
→この会話を通じて自分が実現したかったこと:Mさんが退職を思いとどまってくれること。
●66ページ「64ページの会話をもっと効果的な言い方に変えてみましょう」
→・・・・???
AA先生からは、
●緋寒桜さんにとっては、「仕事」が大きい、重要なウエイトを占めている。今どき珍しいくらいの「仕事人間」。
●仕事上で自分の大事にしていることを否定された、わかってもらえなかったことがショックだった。
●「会社と自分は別」、「仕事への思いはひとそれぞれ」ということが理性ではわかっていても感情が付いていってない。
●これまで会社に注いできたエネルギー、愛情、「高みを目指さなければならない。目指すからには高みに行かなければならない」というこだわりがある。
●Mさんからの評価、周りからの評価に左右されている。
次回は第3部に入りましょう。
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この第2部は、第1部と比べて、書くのが難しく、ほとんど空欄のままで持って行った。AA先生とのセッションも、消化不良感が残った。