ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2010年8月18日(水) 対人関係療法についてのまとめ

今日は病院の日。

 

前回、宿題で出されていた、対人関係療法で「やったこと、やり残したこと、やりたかったこと」を報告する。

 

【やったこと】

●自分は「論理偏重」であることに気が付けた

●AA先生に、自分の生い立ちや考え方などを詳しく聞いてもらえた。

●「周りから重んじられたい」欲求が強いことに気が付けた。それって、自分を肯定できていないってことなのかな、と思い始めた

●「世界は、日本は、会社は、こうあるべき」ということと、「その中で自分はこうすべき」ということが、自分の中でくっついてしまって、分離できていないってことに気が付いた。

●以前、職場で起きたゴタゴタに対する思考がパターン化してしまっていることに気が付いた。別の見方、解釈も可能なのかな、と思うようになれた。

 

 

【やり残したこと】

●「対人関係療法」のリクツはわかるけど、実際の、自分の現実の場面に、うまくあてはめられない、「スキル」が習得できていない。

●自分は今後、どういうスタンスで働いていくのか、以前は何が悪かったのかが、まだわからない。

 

 

【やりたかったこと】

●今の職場で、何が良くなかったのか、どうすれば良かったか、テキストに沿ってのロールプレイを、実際にいろいろ試してみたかった。

 

【感想】

●テキスト「うつが楽になるノート みんなの対人関係療法」は、家族関係が中心で、職場の事例は部下としての立場なので、自分にあてはめにくかった。説明文は面白かったが、いざ自分が書いてみるところになると、どうも書きにくかった。

 

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【AA先生より】

●いままでいろいろ溜まっていたことを、手探りで掘り返せた。「ウミ」をだせた=少し楽になれた

●辛いこと、厳しいことも、直視できた。

●緋寒桜子さんは「理論派」。白黒つかない、正確のない「感情」を取り扱うのが難しい。感情を抽象的にとらえ、分散して行ってしまう。

●「こうすれば良い」の正解はない。

精神疾患でも、内科の病気でも、「病因」は3つに分けられる。

①体質、遺伝

②性格、キャラクター

③環境

どんな病気でも、必ず3つともある。

●「自分の性格のせい」だけではない。=自分だけが修正すればよいというわけではない。必ず環境のせいもある。

●いろいろな関わりの中で、視点を柔軟に変えられるようになれるとよい。