ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2008年10月27日(月) 頭の中に「黒くて臭い毒ガス」が充満しているような感じ

朝の3時とか4時に目が覚めてしまい、その後は眠れない。

 

とにかく布団から出ても、全身が重くてだるくて何もする気が起きない。

かといって横になっていても、ジリジリするだけで眠れないので、我慢して起きている。

 

立っているのがしんどくて、掃除や炊事をするのも辛い。

いままでだったら、家じゅうのホコリを払って掃除機かけても2時間くらいで終えられていたのに、夕方までかかっても家の半分くらいしか終わらず、2日がかりで掃除をしている。

 

食欲が全くなくて料理もする気がおきない。でも食べなくちゃ、身体も動かさなくちゃ、と思い、家から500メートルくらいの、ちょっと高級なスーパー(普段はあまり行かない)まで、むりやり歩いて買い物に行き、ちょっとでも食べたいと思える焼き魚などのお惣菜を買う。

このスーパーは価格高めなせいかお客さんが少なく、店内が静かなので、調子が悪くなってからはよく行くようになった。

 

夕食の後は、ジェイゾロフトを飲み、少し横になるようにしている。副作用で胃がむかむかするかもと言われていたが、そもそも食欲がないのは、薬の副作用なのか、よくわからない。

 

胸がどきどきして息苦しい。深呼吸してみたりするが、余計にバックンバックンする。脈拍数をはかってみるが別に速くはないみたい。


頭の中に「黒くて臭い毒ガス」が充満しているような感じで、考えたり感じたりすることがうまくできない。脳の神経信号が暴走して、体も思考も感情もコントロールできなくなったような感じ。どこかが痛いとか、苦しいとか、あるいは何かが不安だとか、そういう具体的なことはなく、何が辛いのか自分でもわからないけど、すべてが辛くて苦しい。何も楽しくないし、何もしたいことがない。以前だったら感じていたちょっとした「楽しみ」さえ、まったく感じない。

 

全身が重くだるく、血流が滞っているような感じ。全身が凝っているような、だるい感じ。手のひらとかをずっともみもみしている。