ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2009年1月9日(金) 病院の日。「ツライ手紙を『神社で焼いてもらう』ということを、自分で思いつけたこと、実行できたことはとてもよかった」

今日は病院の日。

AA先生に新年のあいさつをする、ちょっと不思議な感覚。

 

Mさんからの年賀状の一件を話す。

先生に話しているうちに、またドロドロした気持ちになって、メソメソ泣いてしまう。

 

AA先生からは、

●今は病み上がりなので、ちょっとしたことがすごくしんどく感じられる。ウツ状態が悪化したわけではない、病状が戻ってしまったわけではない。

●いろいろなことに過敏になる、気分の上下が激しい状態。

●今回、ツライ手紙を「神社で焼いてもらう」ということを、自分で思いつけたこと、実行できたことはとてもよかった。辛いことがあっても、対処する方法を自分で見つけて実行することができたということ。

●これからも、辛いこと、悲しいことは何度も発生する。0にはならない。石もトゲも、何度でも現れる。

●でも、引きこもって何もしないのもだめ。バランスが大切。やりすぎはだめだけど、ムリはせず、かばいながらも、少しずつ強さをつけていく。いろいろなことを実体験して、トライアンドエラーで様子をみながら確認していく。

●しんどいときは、絶対に無理はしない。休む。→ムリをしても、後でつけが回ってくる。

●今はお試し期間と考えて、手探りでやっていく。そのうちに変化が実感できるようになる。焦らずに、自分を見守ってくこと。

などの話をされる。

 

ちょっとしたこと(年賀状を焼くこと)だけど、ほめてもらえて、なんだか久しぶりに少し自信を取り戻せたような気がした。