ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2009年10月30日(金) 病院の日。「仕事に復帰するのが目標」ではない。「普通に生きる」、「気分が普通でいられる」ことが重要

今日は病院の日。

 

ダンナは特に変わりなし。家では寝てばかりいる。心配だが、なるべく見ないようにしている。

自分の方も変わりなく安定している。職場では、常勤の人たちにもだいぶ慣れてきて、天気のはなしとか、簡単な会話を交わすようになった。物静かな人たちなので、あまり緊張しないでいられ、ありがたい。

 

ウツになるまで使っていた通勤用のカバンや名刺、システム手帳などを引っ張り出して、全部捨てた。

「新しい手帳を買おうかな」、という気持ちに初めてなれた。これまでは、全くそういう気力がなかった。仕事に復帰したときのことを、少し考えられるようになってきたかも。

 

【AA先生より】

●今の良いペースを維持しながら、広げられるところを広げていく。

●焦るひつようはない。

●周りの人と、軽い会話を交わすとかは良い。

●「仕事に復帰するのが目標」ではない。「普通に生きる」、「気分が普通でいられる」ことが重要。

●「今の職場に戻らない」ことも選択肢の一つ。

●どう生きたいか、どう仕事をしていきたいのか、折り合いをつけられるのかどうか、が大事。

●今すぐ答えを出さない。頭のすみっこで、うっすらと考えてみる程度が良い。そろそろそういうことを、少し考え始めても大丈夫なくらいに、元気になってきた。