ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2009年6月9日(木) 休んで8カ月たった。

もう、休んで8カ月たった。はやかった。

 

先週Hオフィスに行けた。また明日(6/10)に行って、今度は少し作業してみるつもり。

最初のころは、ハトが窓の外を飛んでいくのを見るだけでもいやだったのに、すごくよくなったなーと思う。

 

でも今度は、ダンナが具合が悪い。

やっぱりウツみたい。

昨日、ダンナも私と同じ病院に行って、薬(睡眠薬と安定剤)をもらってきた。AA先生とは別の先生に診てもらう、しばらく通うことになった。大丈夫かな。

まあ、私がこんなじゃ、ダンナも具合が悪くなってもしかたないと思うし、私に何ができるわけでもない。

私は「自分が回復すること」を考えよう。

 

ところで、私の病名は、「うつ病」というより、「適応障害」なのだそうだ。ダンナも同じらしい。

ウィキペディアで調べてみると、「大ストレスから3カ月以内に発症、本人の処理能力を圧倒する状況、その状況がなくなれば6カ月くらいで良くなる・・」などとある。

たしかに、私にはよくあてはまることばかり。

なので、そうなのかもしれない。

 

私は今のところもう、前みたいに仕事をバリバリやることは考えられない。

そういう意味では、自分で状況を変えられたので、これからは良くなるんではないかな。

「自分でいろいろ引き受けてしまう」というところを直せば、他人が私に無理強いすることはないと思うし。自分の問題。

 

自分を車に例えると、大型車でもないのに、荷物をどんどん積んでしまって、ムリに走らせていた。新車のころ(若いころ)はなんとか走れたけど、だんだん古くなってきて、あちこちガタがきているのに、一生懸命スピード出して、悪路を走っていた。急な坂を一生懸命のぼっていた。そんな状況尾なのに、道路に大きな石ころが転がっていて、思い切りどかーんとぶつかってしまった。タイヤには穴があくし、エンジンオイルやガソリンタンクにも穴があいてどんどん流れだしてしまったのに、補充もせずにそのまま必死に走り続けた。で、車体が曲がってきたり、エンジン部品も壊れたりして、もくもくと煙をアゲテ、ピプシューっと止まってしまった。

 

薬を飲んでじっと休んでいると、少しずつ自己修復して、壊れた部品が少しずつなおってくる。エンジンオイルやガソリンもたまってくる。

でも部品はツギハギだらけ。今後も古びていく一方で、ピカピカの新車に戻ることはあり得ない。馬力のある大型車に生まれ変わることもない。

でも、廃車になったわけでもない。

ちゃんと修理して、オイルやガソリンを常に補充して、丁寧に乗ればまだまだ何kmも走れる。荷物もむりのない重さにセーブする。

そうすれば、ちゃんと一定の荷物も載せて、ちゃんと走れる。

 

いまは試運転しながら、まだ修理が必要なとこがないか、チェックしているところ。

まだ修理中です。

 

ダンナは、ちょっとガタガタ、変な音がし始めているところ。薬だけで治ればいいけど。