ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2009年6月3日(水) ついにHオフィスへ。9カ月ぶりの職場。

ついに、Hオフィス行けた。

 

前の晩はよく眠れず、嫌な夢をたくさん見た。

頑張って起きて、10時ころ家を出る。

 

最寄りのH駅までは、家から1時間くらいかかるが、そこまでは、2回ほど練習していたので、まあまあスムーズに行けた。

H駅からは歩いても行けないことはないが、バスに乗った方が楽。

バス停からは歩いて5分くらい、けっこう急な坂を上ったところにHオフィスがある。

バスに乗っている間は平気だったのに、バス停についたとたんに心臓がバクバクしてきて、足が震える。

坂を上っていくと、Hオフィスの門のところに、Zさんが待っていてくれた。

Zさんの姿が見えたとたん、安心して涙が出そうになる。

 

Hオフィス内には、Zさん以外に、常駐のWHさん、JIさんと、非常勤のVさんがいた。3人に「こんにちは」とあいさつすると、Vさんから「もう良くなったの?」と聞かれる。「いえ、まだです」と答える私。Zさんが慌ててとりなしてくれる。

WHさんとJIさんは事情をよく知っているので余計なことを言わないでいてくれたが、Vさんは、私が体調を崩しているということしか聞かされていなかったらしい。

 

そのあとは、別室でZさんと二人だけでお弁当を食べ、私がやる仕事内容について、説明を受ける。要するに古い資料を整理するということらしいが、正直いっぱいいっぱいで、頭にあまり入らない。

週に1、2回、来れたら来て、作業をすることになった。

 

Hオフィスにいた時間は、お昼を食べていた時間も入れて1時間半くらい。

家に帰ると、疲れて布団に直行。

 

とにかく、「職場」に行けて良かった。

いろいろあったけど、予定をこなせてよかった。