ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2008年11月29日(土) 職場に連絡することを考えただけで、2、3日寝込むていたらく

昨日、病院が終わってから家に帰り、また、わんわん泣いてしまった。

ただただ、職場でのことが悲しい。

うつを自覚した9月から、しばらくの間、なるべく職場でのことは考えないように、極力思い出さないように、していた。

心の中でドロドロと渦巻いている黒いものに、蓋をしていた。

その中身の内圧が高まって、蓋が開きかけてる。

Mさんが辞めたこと、自分がウツになって3カ月も会社を休んでいること、などが、ほんとうに、実際の現実なんだ、ということに、心が追いついてきた感じ?

 

Zさんから携帯にメールがくる。

「人事のBさんから、『健康診断受けましたか?』聞かれたのだけど・・?」とのこと。

 

健康診断の案内が郵便で届いていたのはわかっていたけど、電車に乗って新宿まで行って、半日も検査を受けるなんて、とてもムリ。健診センターにはキャンセルの電話を自分でしてあったのだが、そのことが職場には伝わっていなかったらしい。

ほんとうは、私からBさんに報告すべきなのだけど、気力がわかないので、Zさんにメールして、「指定されていた日は都合が悪かったので、延期にしてもらいました、って伝えてください」とお願いした。

 

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このころ、職場との連絡などは、ものすごくエネルギーが必要な感じで、苦痛でしょうがなかった。社会人にあるまじきだなあ、と思いつつも、職場に電話することを考えただけで2、3日寝込む、という感じだった。

休職中などであっても、労務管理上、「会社への定期連絡」などを義務付ける場合が多いと思うが(私も労務管理業務を担当していたこともあるので、会社側の意向もよくわかるけど)、本人にとってものすごくエネルギーを必要とするかもしれない。(元気なときには想像できないほどの負担)

電話や面談はもちろんのこと、私の場合、ウツになって半年くらいは、パソコンに向かうことが大変だったのでメールも難しかったし、最初のうちは字を読むことも辛かったので、郵送物などもほとんど見ていなかった。

このような状態は、3~6カ月くらいで落ち着いてきて、また元どおり、いろいろできるようになるので、休み始めてしばらくは、焦らずにいられるといい。