ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2011年4月20日(水) 会社から給与日割りの通知が届く。ワンワン泣く。

Hオフィスに出勤して、帰宅すると、会社から封書が届いていた。

 

なんかいや~な気持ちになりながら封を開けると、人事からの文書だった。

「4月から、給料を勤務実績に応じた日割りで計算する。週3日の勤務なので、月額の5分の3となる」と書かれていた。

 

手がわなわなと震え、頭に血が上った。

そして、涙がぶわ~~っとあふれてきた。

 

理性では、「しかたのないこと。理にかなっている、当然だ。もっと早く、ウツになってすぐに減額されてもしかたなかった。この2年半で、実際に勤務していた実時間を考えれば、かなり余分にもらっていたんだから」と思う。

 

でも感情の方は、大暴れ。

 

悔しい。

悲しい。

 

何の事前の説明もなく、事務的な通告を送りつけてきたことへの怒り。

 

今日だってHオフィスに行ったし、Zさんともひんぱんにメールでやり取りしているのに、いっさい何の話もなかった。

 

だけど、説明されてもイヤだ。

どうせ、泣いてしまう。以前にボーナスを減額された時のように。

 

だから説明する方もイヤだろう。Zさんもそんな役目はイヤだったんだろう。

 

これまでだって、ウツで休職や軽減勤務となった人で、給料を減らされた人はいる。

 

というか、まさに自分自身が、そういうルールを編み上げ、実行してきた「張本人」なんだもの。

 

だけど、だけど。

私は入社してからいままで、残業手当だって1円ももらったことないし、有給休暇だってウツになるまで1日も取ったことがなかった。休日出勤の振り替えを消化することすらできてなくて、ウツになる直前は60日くらい代休がたまっていた。

 

なのに、なのに。

 

頭の中がぐるぐるする。

ワンワン泣く。