ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2008年9月30日(火) 布団から起き上がることができない

今日はMさんの最終日。

総務部のみんなと、Mさんの送別会のランチをする予定になっていたが、起き上がることができない。

ぼんやりと布団の中で横になっていると、会社から電話がかかってくる。

Iさんからで、「今日のMさんの送別会は出られそうですか?」とのこと

号泣しながら「ごめん、ムリ。ごめんなさい」ひたすら謝る。

Iさん「大丈夫ですか? とにかくゆっくり休んでください」

 

電話を切ったあと、号泣。

しかし、Mさんとの前でなごやかにふるまわずにすんで、ほっとする。

自分をおさえて冷静にふるまう、なんてことに耐えられそうにない。

 

=================

結局、Mさんは予定通り、9/30で退職した。

一応私は最後までMさんの直属の上司だったのだけど、9月以降、ろくに話さず挨拶もしないままとなった。

そしてその後も10年以上、一度も顔を合わせていない。

他の社員とは今でも交流があるようで、ときどき会ったりしているひともいるようだ。でも私はそういう話題はスルーしているし、皆も(私に気をつかってくれているのか)私の前でMさんの話をすることもない。

我ながら狭量だなと思うのだけど、10年以上たった今でも、Mさんと普通に接することはできそうにないのだ。