ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2010年6月23日(水) 対人関係療法。夫とのコミュニケーションについて実践してみた結果の報告

今日は病院の日。

 

仕事は、Hオフィスに、コンスタントに週3日行けるようになり、だいぶ慣れてきたこと、パソコンへの入力も、集中して長時間できるようになったし、帰宅したあとに、バタンキューとなってしまうこともない、などを報告。

AA先生から「だいぶ回復してきましたね」と言われる。

 

対人関係療法

夫とのコミュニケーションについて、実地でやってみたことを報告。

●ここで学んだことを、ほぼそのまま夫に伝えて、二人でいろいろ話してみた。

●今までだと、二人とも、相手に「怒り」とか感じたとき、態度に出る。ため息をついたり、荒っぽい動作になったり。なので、「怒っている」ことは互いに伝わるのだけど、相手から見ると「何に怒っているのか」が伝わらない。お互いに、相手が口火をきるのを待っている感じ、だね、と。

●理論は分かりあえたと思う。実践は「?」だけど。

 

AA先生より

●「言葉」を選ぶのにエネルギーがいる。なので、「態度だけ」になりがち。

●家事とか、(もっと手伝ってよ)と思いながら、イライラし、それが態度にも出てしまう。

●その瞬間は感情的になって、言葉にしづらくても、あとでちゃんと話す。

●「その瞬間の感情を完ぺきに抑える」=ムリ

●「言葉で言う」=「何を」、「どんな風に」が大事。

●相手が「どうしてそう思うのか」の理由を、聞いてみる。

●言葉で、「互いの期待が合致していく」と良い。

●言い合える機会を、夫との間に作る、増やす。

●「自分の気持ち」も「夫の気持ち」も両方大切。

●理論はわかっても、実践は難しい、ということが二人の間で確認できたことは良かった。

 

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【補足】

このころはまだ、職場でのことを掘り下げて考えてみることが辛かったため、もっぱら夫とのコミュニケーション(対人関係)を話題にセッションが進んでいたのではないかと思う。

ちなみに夫とは、10年後の今も変わらずで、家事の分担などでときどきケンカはするけれど、夫婦仲はごく普通。