ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2018年11月25日(火)

昼間だいぶ起きていられるようになった。

でも、掃除とか洗濯とか皿洗いとかは、二人暮らしでそれほど量もないので、すぐ終わってしまう。

夫からは「絵でも描いたら? 手芸でもしたら?」と言われるが、そういう気力が沸かない。

かといって、じっとしているのも辛いし、外へ出かけるのも苦痛。

 

こういうとき、農作業でもできれば、気持ちも落ち着きそうだなあと思うのだが、あいにくマンション暮らしの狭いベランダ。鉢植えが少しあるけど、お世話が大変なほどの量じゃないし、、、、。

 

と思ったのだが、あらためてパンジープランターを見ると、アブラムシがついてる。花の根本や茎に、けっこうびっしり。

そこでこのアブラムシを、さいしょは指でつぶしてみたが、つぶすさいに、中から子アブラムシがでてくるところを見てしまった(><)。

それで、ピンセットで1匹ずつつまんで、ティッシュの上でつぶすようにしたら、なんとなくその作業にはまってしまって、1時間ぐらいやり続けてしまった。

パンジーは4株しかないけど、1匹ずつつまむとなると、アブラムシの数もそれなりにいる。

面白いとかいうわけではないけど、頭を使わずひたすら無心に手を動かせば、とりあえず達成感もあって、パンジーも元気になる。

 

*1

 

*1:この、アブラムシを1匹ずつつまんでつぶす作業は、このあとも、本格的に寒くなってアブラムシ自体がいなくなるまで、週に1~2回くらい続けた。いま考えると、なんでそんなことをしていたのか不思議だし、いままた同じことをやれと言われたら、もう面倒でできないが、そのときは、そういう単純作業の繰り返しに、心がとても安らいだ