2012年4月23日(月)「役員が『直接話したい』と言っている」と聞かされ、動揺
本社へ。
帰り、Zさんに「お茶でも飲んでいく?」と誘われ、またいつもの軽いおしゃべりと思い応じる。
いつもの、駅前の喫茶店で、しばらくとりとめないおしゃべりをする。
ところが、30分くらいしたところで急に、Zさんから、「役員が、『緋寒桜子さんと直接話したい』と言っているんだけど、どうかな?」と聞かれる。
私にしてみれば、まだ、役員の姿を見かけるだけで、反射的に机の下にもぐってしまう状態。顔を合わすことですら、拒否感が強いのに、話しをするなど、とてもムリ。
「いまやっと、本社にコンスタントに行けるまで、」こぎつけられたところ。もう少し時間が欲しい」と返事する。
泣かないようにするので精一杯。
Zさんは、そのことをわかっていてくれていると思っていたのに、と悲しくなる。
Zさん「そうよね。ごめんね。もう一度相談してみるね。」
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ウツを発症して3年半の、このころから、はっきりと、会社側の姿勢が厳しくなってきた。どうもうちの会社には「ウツは3年で回復」というシナリオ(?)があるらしく、3年以上たってもぐずぐず言っている私は、「病気ではなく、単なる怠け者」とみなされるようになったようだった。
自分としては、この時はまだ、人と話をしたり、ストレスの多い状況下で過ごすといったことはまだまったくムリ。出社するだけでいっぱいいっぱいだった。
回復してきたなと実感できるようになったのは2015年くらいからで、ウツ発症から6年くらいかかった。