ウツ10年超え日記

うつを発症して10年を超えました。 「緋寒 桜子(ひかん さくらこ)」と申します。 2019年3月30日という、中途半端な日に、ふと、自分の「ウツ体験」をブログに書いてみようと思い立ちました。

2012年3月5日(月) 歯医者で再切開

歯医者へ。

 

切開して病巣を取り除いてもらったはずなのに、相変わらず、かなり腫れて痛みもある。

 

歯医者さんも「おかしいな~」と首をひねる。

再度レントゲンを撮られる。

「あ~。まだ、黒い影がありますねえ。病巣を取りきれていないみたいだなあ。もう一度、切開しましょう」とのこと。

 

(え~~~)と思いながらもやむを得ず。

麻酔を打たれて、再びガリゴリやられる。

もう、まな板の上でさばかれる、お魚さんの心境。

 

顔の上に布を掛けられているので全く見えないが、歯医者さんがかなり力を入れて、ガリン、ゴリンと悪戦苦闘されているのを感じる。

しばらくすると、「おっ。取れた。はぁ~」というつぶやきが聞こえた。

 

結局、昔(私が子どものとき)治療した歯根に、ばい菌が残っていて、それが化膿しては治まることを長年繰り返していた。長いことかかって病巣が固くなり、奥(?)の方に巣くっていたため、今の歯医者さんにかかるようになってから、何度も治療してもらっていたのに取り除ききれなかった、とのこと。

「ほら、こんな固くなっていましたよ」と、取り除かれた病巣(?)を見せられた。何か、白っぽい小さなビーズみたいな物体。

怖いのであまりじっくり見ない。

 

かれこれ1か月以上、ずうっと歯が痛くて、口も開けにくいし、ご飯も食べられない。

 

歯(上アゴの前歯)が痛いので、ほとんどの料理は、そのままでは食べられないのだ。

普通に食べられるのは、ご飯類だけ。口の奥の方に入れて、奥歯で噛む。

あとお豆、豆腐、納豆くらい。

 

前歯でかみちぎる必要があるものは、すべて、指やお箸やナイフで、ひとくち大にしてからでないと食べられない。

めん類、パン類、お肉、野菜、果物などは、すべて。

 

食べること自体が億劫だし、食欲もわかない。

どんより